入れ歯
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見た目・機能性にこだわったひまわり歯科クリニックの入れ歯治療
ひまわり歯科クリニックでは、見た目はもちろん、よく噛めることや長期維持を目指した入れ歯の製作に取り組んでいます。入れ歯治療が得意な医師をはじめ、多種多様な入れ歯の種類、精度を高める様々な対策にこだわり入れ歯治療を行っています。
補綴(ほてつ)に精通した医師が入れ歯治療を担当いたします
歯科治療における補綴とは、つめ物、かぶせ物やインプラント、入れ歯などの人工物を用いて、歯の形態や機能を修復することいいます。
当院の院長は、大学病院の補綴科で研鑽を積み、これまで数多くの入れ歯治療を行ってまいりました。これまでの経験を活かし、患者さまのお悩み、ご要望を考慮した適切な入れ歯治療をご提案いたします。
入れ歯治療について不安やお悩みがある方はぜひ、当院までお気軽にご相談ください。
保険適用の総入れ歯で上顎の咬み合わせを回復した症例
▼ひまわり歯科クリニックで実際に行った入れ歯治療の症例をご紹介いたします。
入れ歯の型取り~製作
概形印象を採り、患者さま一人ひとりのお口に合う個人トレーを用意します。
製作した個人トレーの内面を調整し、精密印象を採ります。
顎の位置や歯の向き、顎関節の動きなどの情報を収集するため、作業模型を作成し、引き続き咬合採得を行います。その後、咬み合わせを決めて人工歯を排列しました。
人工歯配列に問題がないことを確認し、咬合床の内面を調整して咬座印象を採りました。これにより実際に物を噛んだ時に問題なく機能する義歯が出来上がってきます。
総入れ歯(義歯)の完成
保険適用の総入れ歯が完成しました。入れ歯完成後は実際にお口に装着して装着感、咬み合わせなどを調整します。こちらの患者さまについては、調整は完成時の1回のみで済みました。保険の義歯ですが、物を食べても外れないし、動かない。それでいて痛いところが全くないという感想をいただきました。
年齢・性別 | 70代 女性 |
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治療期間 | 6週間 |
治療回数 | 5回 |
治療費 | 保険適用 |
リスク・注意点 | ・入れ歯を良い状態で長くお使いいただくためには、毎日のケア、定期的なメンテナンスが必要です。 |
特徴の異なるさまざまな入れ歯を取り扱っています
口腔内の状態や患者さまのニーズに合った入れ歯をご提供するため、当院では多種多様な入れ歯をご用意しています。以下では、それぞれの入れ歯の特徴などについてご紹介いたします。
保険適用の入れ歯
保険適用の入れ歯です。レジンと呼ばれるプラスチックを用いて、入れ歯の土台である床や人工歯を製作します。部分入れ歯の場合は、金属のバネを残存歯に引っ掛け、総入れ歯は粘膜の吸着を利用して入れ歯を固定します。素材や制作工程が限定されるため、精度の向上には限界がありますが、安価で製作することができます。
薄くて丈夫な金属床義歯
入れ歯の土台部分を床と呼びます。金属床デンチャーは、その床部分に生体親和性の高いコバルトクロムやチタンなどの金属を用いた入れ歯です。金属を用いることで、耐久性を維持しながら薄く製作できるため、入れ歯の違和感を軽減することができます。さらに、熱伝導率も高いため、食べ物の温度を感じながらお食事を楽しんでいいただけます。
審美性の高いノンクラスプデンチャー
一般的な部分入れ歯は、残存歯に金属のバネ(クラスプ)を引っ掛けて入れ歯を固定するため、お口を開けた際に目立ってしまいます。ノンクラスプデンチャーは、名前からも分かる通り金属のバネ(クラスプ)がなく、歯茎の色調に近い樹脂で入れ歯を固定するため、審美性が高く、入れ歯であることが気付かれにくい設計になっています。
磁石で固定するマグネット義歯
マグネットデンチャーは、歯根に埋めた金属と入れ歯側の磁石による吸着力を利用して入れ歯を固定します。強力な磁石で固定するため、ずれたり、外れたりすることもほとんどなく、快適に使用いただけます。また、バネなどもないので入れ歯と気付かれにくいのも特徴です。
痛みを緩和するシリコンデンチャー
歯茎と接触する部分に柔らかい生体シリコンを用いた入れ歯です。入れ歯装着時の歯茎への摩擦を軽減することにより、しっかり噛んでも痛みを感じにくいのが特徴です。また、シリコンの吸着で安定するため、ずれたり、外れたりしにくくなります。
インプラントオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーは、顎骨に埋めたインプラントを支柱として入れ歯を固定します。そのため、粘膜の吸着で固定する入れ歯に比べて安定性が高く、しっかりと噛むことができます。ずれたり、外れたりもほとんどありませんので、ストレスなくご使用いただけます。
入れ歯治療のリスク・注意点について
- 金属を使用する入れ歯は、金属アレルギーになる可能性があります。
- ご希望の入れ歯によっては、外科処置や歯の切削が必要となる場合があります。
- 入れ歯は日々の使用によって、摩耗し劣化します。良い状態でお使いいただくためには、毎日のケア、定期メンテナンスが重要となります。また、劣化が著しい場合には新しい入れ歯の製作が必要となります。
見た目・機能性にこだわった精密な入れ歯を製作するために
ひまわり歯科クリニックでは、患者さま一人ひとりのお口やご要望に適した入れ歯の製作に努めています。入れ歯の見た目をはじめ、快適な咀嚼や長期維持を実現するために当院が行っている対策についてご紹介いたします。
経験豊富な歯科技工士との連携
当院では、患者さま一人ひとりのお口に合った入れ歯をご提供するため、入れ歯治療の経験豊富な歯科技工士へ製作をお願いしています。密な連携を心がけ、入れ歯の精度向上に努めています。
暫間義歯によるリハビリを実施
診断時に顎骨の位置や咬み合わせが合っていない場合は、暫間義歯という治療用の入れ歯を使用していただき、口腔内環境を整えます。顎骨の位置、噛み合わせを正常にすることで、お口に合った精密な入れ歯を製作することができます。
個人トレーによる筋圧形成
口腔内の運動状態を記録する筋圧形成では、患者さま一人ひとりのお口に合わせて作製した個人トレーを使用します。細部までお口の動きを精密に反映することによって、入れ歯の適合性を高めます。
徹底した咬合調整
快適な咬みごこちの実現と入れ歯を長くご使用いただけるよう、入れ歯の咬み合わせにもしっかりとこだわります。ミリ単位で咬合調整を行い、入れ歯の不具合やトラブル防止に努めています。
しっかりと噛める入れ歯でオーラルフレイルを予防しましょう
オーラルフレイルとは、「食べる」「飲み込む」「話す」などのお口の機能が低下することによって生じる体全体の衰えのことで、将来、寝たきりになる可能性の高い症状として懸念されています。私達は食事や会話をすることによって、心と体の健康を維持しています。しかし、歯を早期に失った方や合わない入れ歯を使用されてる方は、食べやすい物などに食事が偏ってしまうため、栄養不足からサルコペニア(筋力減少)や免疫の低下が起こってしまいます。将来、寝たきりにならないためにも、入れ歯のケアや定期メンテナンスをしっかりと行い、よく噛める入れ歯を使い続けましょう。
板橋本町で見た目・機能性にこだわった入れ歯をご希望の方へ
ひまわり歯科クリニックでは、補綴に精通した医師が入れ歯治療を担当しています。お悩みを解決するための設計や精度の向上にこだわり、患者さま一人ひとりのお口に合った精密な入れ歯の製作に努めています。板橋本町で見た目・機能性にこだわった入れ歯をご希望の方はぜひ、当院までお気軽にご相談ください。