水圧挙上を利用したサイナスリフトのセミナーに参加してきました
こんにちは。ひまわり歯科クリニックの村上です。梅雨が明けて猛暑到来ですが、今日も頑張って行きましょう。
昨日は休診日を利用してオンラインですが実習ありのセミナーに参加してきました。
上顎大臼歯にインプラントを希望される方は多いのですが、ほとんどの方が骨量が不足していて、サイナスリフトと呼ばれる骨を増やす治療が必要となります。
サイナスリフトにはクレスタル・アプローチとラテラル・アプローチの二種類があるのですが、今回はクレスタル・アプローチについてです。(ラテラルのセミナーは10月にあるので、またご報告します。)
一般的にクレスタル・アプローチはオステオトームという器具を使い、上顎洞底の骨を槌打して上顎洞粘膜を挙上するのですが、この時に上顎洞の粘膜が破けたりすると大変なことになります。
しかし最近では水圧をかけて安全にに粘膜を挙上するCASキットという器具がありまして、これだと粘膜が破れるリスクがほとんどありません。(リスクが少ないのは術者にとってもストレスがかからなくて非常に助かります)
当院でも以前からCASキットを用いており、安全に上顎大臼歯にインプラント治療をおこなっているのですが、新たな知見がないかとセミナーに参加いたしました。
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