親知らずのトラブル。ほっといても大丈夫?抜いたほうが良いの?
投稿日:2021年6月8日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。今日は予報では真夏日になるようですね。熱中症対策、紫外線対策をバッチりしてお出かけください。
歯医者の仕事をしていると、親知らずのトラブルに見舞われた患者さんが良くいらっしゃいます。
ふつう永久歯は15歳前後で生え揃うのですが、親知らずは10代後半から20代前半くらいに最後に生えてくる歯です。昔は寿命が短かったせいで、親が亡くなった後に生えてくる歯、親が知ることなしに生えてくる歯であることが、名前の由来だとも言われています。
親知らずが他の永久歯のようにまっすぐ正常に生えていて、ブラッシングが十分にできるのであればトラブルはほとんど起こらないので問題はありません。
しかし横や斜めを向いて生えていたり、生える量が不十分で歯肉が中途半端に覆いかぶさっているようだとブラッシングが不十分になり、親知らずの周りがとても不潔な状態になって、結果として様々なトラブルが起こります。
例を挙げると
① 歯肉が腫れて痛み出す
② 親知らずが虫歯になる
③ 親知らずの手前の歯が虫歯になる
④ 歯周病が進行する
⑤ かみ合わせがくるう
⑥ 歯並びが悪くなる
このような症状が現れた場合は、ひどくなる前に一度相談にいらっしゃってください。
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